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立川エリアで評判のインプラント歯科まとめ

保険適用のインプラント治療があるって本当?

原歯科医院
原 俊浩 院長

料金:1本38万円~
インプラントの種類:10種類以上

にいむら歯科医院
新村 昌弘 院長

料金:1本37万円~
インプラントの種類:1種類

工藤歯科
工藤 英仁 院長

料金:1本38万円~
インプラントの種類:1種類

優れたインプラント治療を行うクリニック・医院の選び方

保険適用になるケースがあります

一部の病気やケガなどにより、インプラント治療しか方法がない場合にかぎって健康保険が適用されます。保険治療の際は一定の基準を満たした医療機関でのみ受診できます。

ただし例外も一部あります。平成24年4月より、一定条件を満たせば「インプント義歯治療」が保険適用されるようになりました。ただしハードルが高く、病気や事故などによって広範囲にわたり顎の骨を失ってしまうなど、国が定める基準を満たす必要があります。

また事故などで歯を失った場合、もし個人で生命保険や傷害保険に加入されていれば、費用の一部に適応されることもあります。これはケースによってまちまちなので、詳細については各保険会社に問い合わせてみてください。

インプラントを保険で受けるには

インプラント治療で健康保険が適用されるのは、インプラント以外での回復が困難であると判断される症例です。

インプラントの保険適用基準

以下の条件の最低1つを満たしていること

  • 先天的にアゴの骨の3分の1以上が連続的に欠損している場合
  • 上アゴの3分の1以上が連続的に欠損していて、かつ鼻腔や副鼻腔につながっていると診断された場合
  • 病気などが原因で、下アゴの3分の1以上が連続的に欠損していると診断された場合
  • アゴの骨の形が不完全な場合(形成不全)
  • 骨の移植によってアゴの骨が再建された場合

上記いずれかにあてはまる場合は、インプラント治療が保険の適用となります。
保険適用を申請する場合には、医師または歯科医師によっていずれかの条件が証明されなければなりません。

保険が適用になるインプラント治療は、厚生労働省で定められた条件を満たす医療機関でのみ受けることが可能です。

インプラントの健康保険治療が可能な施設の条件

以下の条件の全てを満たしていること

  • 歯科あるいは歯科口腔外科を診療科目に設けている保険医療機関であること
  • 歯科あるいは歯科口腔外科での治療経験5年以上、インプラント治療経験3年以上を有する歯科医が、常勤で2人以上配置されていること
  • 病床(ベッド)数20以上を完備している病院であること
  • 宿直医・日直医の当直体制が整っていること
  • 国が定める医療機器や医薬品の保管・安全性確保の整備がされていること

一般的な歯科医院では、上記の条件を満たす医院はほぼ見つからないため、健康保険治療を希望する患者さんは、大学病院の歯科・口腔外科などを受診する必要があります。

おわかりいただけましたでしょうか。
生まれつきあるいは重い病気や事故などで顎の骨の1/3以上を失った状態でなければ、保険適用とは認められません。

虫歯・歯周病や加齢によって顎の骨がやせ細った場合は当然適用外となります。
また、保険治療が受けられる施設も限られていて、入院用のベッドが20床以上ある、インプラント義歯の治療経験を3年以上有する歯科医師が常勤で2名以上いるといった条件が課せられています。

厳しい条件となり、あまり現実的とは思えません。
しかし、そういった局面になってしまったときは本当に助かる制度だと思います。
いずれにせよ、インプラントの保険治療は非常に限られたケースであると覚えておいてください。

インプラント治療のリスク

インプラントは高い知識や技術が必要な治療です。治療技術や知識、経験だけでなく、補綴の知識、解剖学的な知識など総合的な力が必要です。さらに、安全性を高めるための衛生管理や治療環境、設備・機器も欠かすことはできません。
また、治療に携わるスタッフもインプラントに関する知識・技術を習得していなければならず、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が、それぞれに専門性を高め、高い意識を持って、チームとして治療に当たることが大切です。
このような、さまざまな条件を満たすことが、安全でリスクの少ないインプラント治療につながります。

インプラントは安全性の高い治療と言えますが、外科的手術が必要になる以上、リスクが全くないとは言えません。それを知ったうえで、治療法を選択することが必要になるでしょう。

インプラント治療のリスクとして、金属アレルギーの恐れやインプラント周囲炎が考えられます。また、持病をお持ちの方でインプラント治療を受けられないこともあります。
不安な点のある方はクリニックへご相談ください。

インプラントが行えないケース

「心筋梗塞、高血圧、などの循環器疾患」「血小板減少症などの血液疾患」「糖尿病」「肝臓・腎臓疾患及び免疫疾患」などの全身疾患の方は、絶対にインプラント治療をすることができないというわけではありません。その疾患の状態により、担当内科医と相談して判断する必要があるため、心配な方は一度ご相談されるとよいでしょう。
例えば糖尿病の方でも血糖値のコントロールがきちんとなされていれば問題ないですし、疾患の状態によって可能な場合があります。担当医の方とご相談ください。
また、歯周病・歯軋り・顎関節症・咬合異常などの口腔疾患の方の場合は状態を改善すれば可能なケースが多いです。
こちらも一度歯医者さんでご相談ください。